手にできた季節性の湿疹は汗疱(かんぽう)

右手の小指に出来はじめた小さいぶつぶつは、皮膚科で「季節性の湿疹」と言われました。
小さい水疱が無数にできて、かゆみを伴います。

正式名は「汗疱(かんぽう)」

色々呼び名があるようで、
汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)」
異汗性湿疹(いかんせいしっしん)」
指湿疹(ゆびしっしん)」

状態によって色々な言い方があるようですが、

汗疱」という呼ぶことにします。

皮膚科の先生は病名は言いませんでしたが、私の指にできた水疱は間違いなく「汗疱」ですね。

汗疱の症状

1ミリ程度の小さな水疱ができます。
水疱の数が増え始めて、水疱が徐々に大きく目立つようになると、かゆみが出てきます。

この時点で、「水虫」と全く同じ症状であることから、
「水虫ができた!」
と思ってしまうのは私だけではなく、多くの人が勘違いしてしまうようですね。

指先だけではなく、手のひらや足の裏にも水疱ができるので、なおさら水虫と勘違いしてしまいます。

かゆみが強いので、無意識に引っ掻いてしまうのですが、その結果、水疱の数が増えたり皮膚が腫れたりします。

小さなぶつぶつ、水疱の正体

水虫は「白癬菌(はくせんきん)」と呼ばれるカビ菌が感染して、発症する皮膚病です。

汗疱は「汗」が原因で発症する皮膚湿疹です。

水疱をつぶすとトロッとした水分が出てきますが、正体は「汗」です。
汗は無菌ですので、他の場所に感染したり、他の人に移ることはありません。

汗疱の症状が出る時期

6月から7月にかけて発症することが多いようです。
ちょうど汗の量が増える時期ですね。

汗が出る場所、「汗腺(かんせん)」が正常に働かずに、皮膚の表面近くで汗が溜まってしまうのだそうです。

発汗の多くなる8月になると、症状がおさまり、治るケースが多いのが特徴。

人によっては真夏でも汗疱が治らない場合もあります。(←私がこれ)

汗疱の治療方法

皮膚科に診てもらうと、大抵はステロイド軟膏を処方されます。
あとは、かゆみ止めの飲み薬。

私の場合、アトピーの治療でステロイド軟膏(フルメタ軟膏)を既に使っていたため、同じ軟膏を塗るよう言われました。

ただ、ステロイドは副作用もあるので、
できれば避けたい治療方法ですね。
塗っている間は驚くほど症状が改善しますが、リバウンドを起こして悪化することもあるからです。
長い期間塗り続けると、皮膚が薄くなったり、肌が変色する事もあります。

一夏で汗疱が治ることもあれば、私のように10年以上も治らずに慢性化する場合もあります。

 
 
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9月になっても、右手の小指~中指の3本に出来た湿疹は完治してくれません。
ステロイド軟膏で一時的に水疱がなくなるのですが、しばらくするとまた出てきて、この繰り返しが何度も続きます。

それでも7月の最悪状態から比べれば、症状は軽いです。

まぁ、ステロイドのお陰でなんで、見かけ上の改善なんですけどね。
ステロイドを止めたら、最悪状態に逆戻りになるかもしれません。

水疱の範囲が広がる

9月の下旬頃だったと思います。
湿疹の範囲が変化し始めました。

左手にも小さな水疱がいくつか出来はじめました。
右手と同じように小指からです。

徐々に水疱の数が増えていき、薬指、中指にも出来はじめました。

むむ?

右手の時も
小指→薬指→中指
の順で広がった!

今回の左手も同じです。まさしく、左右対称。

水疱の出現した指も、広がる順番も全く同じ。
こんなことってあるのかな?
と当時は不思議に思いました。

後から知りましたが、この湿疹は
「左右対称」に出る特徴があるんです

そして、水疱の広がりは止まることを知らず、ついに、人差し指と親指にも出来はじめました。

左手も右手もです。

右手だけ我慢すれば、と思っていたのに
両手とも湿疹になってしまうなんて、
本当に憂鬱な気持ちになりました。

水疱の範囲が広がるのでは?というのは、
覚悟はしていましたけど、やっぱり悲しかったです。

終息に向かう(?)

10月になって朝晩が涼しくなってくると、
湿疹の状態も少しずつ変化が見られました。

水疱の数が減ってきたのです。
発汗量が減ったからでしょうね。

水疱が全く無くなった、という訳ではないのですが、
明らかに数が減ったので、かゆみも気にならなくなりました。

ホッとしましたね。

症状が軽くなったので、ステロイドも1段階弱くなりました。
「メサデルム軟膏」です。

季節と共に症状が変化。
まさしく「季節性湿疹」ですね。

11月になると水疱は激減しました。
目立つ水疱は小指に出来るくらいです。

半年を振り返って

10年以上も前の事を覚えていたのは、それだけ衝撃的な出来事だったからだと思います。

6月~7月の最悪状態は忘れもしません

手に水虫が出来た!(と勘違い)
我慢できない程にかゆい
水疱がつぶれてジュクジュク

生活に支障が出る程につらい状態でした。

8月~9月はステロイド軟膏による治療で、
一進一退の繰り返し。

次第に水疱の範囲が拡大し、最終的には両手の全ての指に水疱が発生。

気温の低下と共に、水疱の数が減少し、沈静化する。

半年間の出来事でした。

しかし、次の年からは

季節に関係なく「常態化」する事を
このとき知るよしもなかった
 
 
って、なんだか物語みたいになってきた(笑)

 
 
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